書評

【ネタバレ感想】ローマ法王に米を食べさせた男(ナポレオンの村の原作)【書評】

読むだけで村おこしがしたくなる本

「ローマ法王に米を食べさせた男」について語らせてほしい。

僕の先生の起業家Mさんから勧められた本で、

いち公務員の高野誠鮮魚さんがローマ法王、NASA、内閣総理大臣の力を

借りて村おこしに奮闘するエピソードを読めば、

へたな自己啓発本よりもずっと力をもらえる。

僕は滅茶苦茶テンション上がり3週も読んでしまった。

たった一人で行動するところからはじめて村、市、県、国、世界を巻き込んで、

数々のレジェンド級の業績を上げている姿は、

一人でビジネスやって活躍している起業家達の姿と重なるものがあり、

ネットビジネスをしている自分の心に響いた。

3週読んだところで少し落ち着いたので、

分かりやすく簡潔に紹介していく。

内容紹介

舞台は過疎化が進んだ石川県羽咋市の神子原地区から始まる

住人の半分以上が65歳という”限界集落”

この単語の響きだけでもう実家のばあちゃんや両親を思い出して心に来ますね。

道を歩いていたら会う人の半分が65歳以上ですよ?

そこの「村おこし」をするように言われた高野氏

嫌がるどころか超前向きに、予算たったの60万円、わずか4年

村人たちに自立自活させることで復活させる。

僕だったら村おこしを命じられたその日に退職届だしてハローワークいってますよ。

しかも予算60万円は高野さんが自分で言い訳しないために自ら設定した額!

熱い!

役所も村人も協力的じゃなくて、きつい事言われてるのに全然気にせず、

たった一人で行動して、行動して、行動して(どんだけ一人でやるねん)

結果村人、県、国、世界を巻き込んで無理難題を何とかしちゃう。

熱い!

読んでて本当にありえねえ!ってことを単発じゃなく何回もやっている。

そんなぶっとんだスーパー公務員高野氏のエピソードをいくつか紹介すると、

  • 神子原の米を神の子と無理やりこじつけてローマ法王に献上し食べてもらう事でブランディングし、マダムからの予約殺到の米にしてしまう。
  • エルメスの書道家に頼み込んで神子原米のパッケージデザインをしてもらう。その後怒られて土下座(この潔さもいい)。
  • アメリカの人工衛星で米の品質を調査。最先端の技術を使うのに躊躇いが全く無く、使ってみないとわからないじゃん、ってノリでなんでも試そうとする精神は見習わないといけない。活躍している先輩の起業家はみんなこんなかんじ。
  • 烏帽子親農家制度を作り、酒が飲める女子大生二人で話題作りをして、それをきっかけに教授まで巻き込んで大学生と農家を交流させる。人の心理を読んで動かすのが凄い旨い。ただ熱い情熱だけの男じゃない。人を動かす能力はビジネスでは必須。この思考は真似しよう。
  • 月収7万だった農家が株主の直営所を作って、彼らに月収30万円以上の現金収入をもたらす。直営所を作る時に村人から「そんなこと出来るか」って滅茶苦茶反対されて、かなりひどい事を言われても、粘り強く交渉してこぎつける姿が男前すぎる。
  • 町の古文書からヒントを得て、青年団と協力して何もない羽咋市でUFOうどんを売り出して商店街を活性化。お金が無いからとにかく考えて行動した結果が、月見うどんキツネうどんを足しただけのUFOうどん。でもこれが商店街の活性化につながるって普通は考えられない(笑)
  • UFOの国際シンポジウムを開くために、本物のロケットをNASAから調達。行動力ありすぎだし、レプリカより本物の方が安いって・・・w。取り合えず行動したら予想を良い方に裏切るってことがあるから、自分も常にこういう考えで動いている。自分のポリシーは高野さんの思考に通じるものがあるなあ。
  • 奇跡のリンゴを育てるリンゴ農家の木村秋則氏を口説きタッグを組んで自然栽培の農作物つくりを実践し、全国のモデルケースになる。ここはシリアスパート、日本の農作物の危険性について警鐘を鳴らしている。後述するけど、安全だと思っていたものが実は危険だったって本当に怖い事で、真剣に考えていかなければならない。

信じられないかもしれないけれど、

高野氏は一人で行動するところから始めて上記のような業績を上げている。

高野さんの行動力、思考、信念は、起業した自分にとてもいい刺激になった。

登場人物

高野誠鮮(たかの じょうせん)

石川県羽咋市教育委員会 文化財室長

1955年、石川県羽咋市生まれ。

科学ジャーナリスト、テレビの企画構成作家として「11PM」、「プレステージ」などを手掛けた後、

1984年に羽咋市役所臨時職員になり、

ロシア宇宙局やNASAから本物の帰還カプセルやロケットを買い付けて宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を作り話題になる。

生え抜きの公務員じゃなく、もとは芸能関係の物書き。その時の知識や経験が公務員になってから役に立っている。

僕は「取り合えずやってみる」をポリシーにビジネスを頑張ってやっているけれど、

高野さんのように経験した事が将来きっと役に立つ時が来るので、

このポリシーは生涯貫き通すぞ

過疎高齢化が問題となった同氏神子原地区を年間予算たった60万円で立て直すプロジェクトに着手。

この60万円、ローマ法王とは直接関係ない用途で殆ど使い切ってるんですよね・・・(笑)

逆に言えば、殆どお金をかけずにローマ法王に米を食べさせたってことか・・・!

神子原米のブランド化とローマ法王への献上、Iターン希望者の誘致、

農家経営の直売所「神子の里」の開設による農家の高収入化などで

4年後に限界集落の脱却に成功し、

「スーパー公務員」と呼ばれる。2011年より自然栽培の米の実践にも着手。

スーパー公務員じゃ物足りない!

レジェンド公務員くらいの肩書が必要だと僕は思う。

そして2013年より現職。

〜〜〜

本のタイトルにもあるローマ法王についても簡単に説明しておく。

  • 世界最大の宗教団体ローマ・カトリック教会の最高司祭
  • 信者は14億人
  • 教皇庁のあるバチカン市国の国家元首でもある
  • 日本のカトリック教会は「教皇」の名で統一し、これを奨励している。

日本の人口が1.27億人(2016年)なので、信者の数が日本の人口の約11倍。

全カトリック教会の行政・司法の長としての役割を担っているので、

大雑把に日本の政治の枠組み三権分立に当てはめると

内閣(行政)、最高裁(司法)のトップを兼任している事になります。

実際は「権力」はありませんが、「権威」は世界トップクラスです。

ちなみに三権分立のあと一つは国会(立法)です。

感想

この本からの一番の学びは、

たった一人でも行動すればデカい事が出来る。

です。

自分もビジネスを始めようと決心するまえはびびっていたけれど、

取り合えずやってみようと思い、自分の初ビジネスで20,300円稼ぐ事ができ、

たった20,300円ですがすごくうれしくて、

これがきっかけで起業して色々やって来て、今では一日中寝ていたり、

一日中ギターの練習したり、一日中仕事を楽しんだりして

ストレスフリーな生活をしています。

あの時もし何もしなかったら、今でも会社員で毎日憂鬱な気分で働いていたことでしょう。

(そう考えるとマジで起業してよかった・・・・・)

僕が一番感動したエピソードは、ローマ法王に米を食べさせた・・・・ではなく

村人たちと農作物を売る直売所を作ったエピソードです。

村人たちで株式会社を作って直売所を作ろうと提案した時に、

みんなから反対されて、かなりひどい事も言われ灰皿まで投げつけられています。

(おい、高野さんになにしとんねん!

それでも高野さんは耐えて、逆に会議を何度もやり、持久戦に持ち込んで村人たちを根負けさせてしまう。

僕だったら村人たちに殴りかかってますね。

そして返り討ちにあって、翌日ハローワークに行ってますね。(断言)

高野さんのこの耐える姿を想像して、会社員時代の自分を思い出し凄く陰鬱な気分に・・・

そしていつものように行動しまくって、村の男だけじゃなく女も巻き込んで直売所を作り

月収7万の農家に月収30万円以上稼がせてしまう。

この時の農家の喜びはよくわかる。

今までの販売のプロセスではどうしても安く買いたたかれてしまい、

どれだけ頑張っても稼げない状況から一気に月収30万円だ。

僕も最初の稼ぎは20,300円だったけれど、

そこからコツコツやって月収が伸びた時はとてもうれしかった。

頑張ったおかげで金が稼げて、人生がいい方向に行くという予感、安心、期待で

ニヤニヤが止まらなかった。

今仕事で安月給、長時間労働、人間関係のストレス等で苦しんでいる人程、

この感覚はでかくなる。実際僕がそうだった。

また、高野さんがやっているのは実店舗のビジネスだけど、

なんでも行動して一人でやってしまう姿勢はオンラインのビジネスをやっている人にかなり近い。

ネットビジネスで一人でやっているというのは、

一人でやらないと進まないから大変そうと思われがちだけど、

逆に言えば全て自分で決めて、自分の思うように仕事が出来るというメリットでもある。

会社員だったら上司で仕事が止まる事が多々あるけれど、ネットビジネスであれば一人で仕事をやればやっただけ進捗出来るし、達成感を味わえる。

話を戻すと、高野さんはマーケティングやブランディング、メディアを使う作戦等ビジネスで非常な重要な事をやっている

一人でなんでも行動し知と情を兼ね備えた公務員・・・

この人本当に公務員?起業家紹介してる錯覚に陥る・・・!

この本を読んで高野さんのように仕事をしたい、

と思った人は是非ビジネスの勉強をして実践して欲しい。

勉強だけではビジネスの力をつけるには不十分、

ネットビジネスならノーリスクで数千円の資金で始められるから初心者にはぴったり、

実践経験も積めるし、金を儲ける事も出来るから一石二鳥

生計を立てれると思ったら、ネットビジネス一本に絞って、

会社のストレスから解放されることも可能だ。

 

高野さん自身の事以外にも印象に残った事があって、

日本は農薬、化学肥料、除草剤を一番使っていて、海外に輸出しようとすると検査でほとんど不合格になる。

自然栽培で作った作物は腐らずに枯れるらしい。

僕は枯れた野菜なんてみたことがない。

極端な話、僕たち日本人が食べている野菜や米は安全ではない。

農薬や化学肥料等の身体に悪い成分が徐々に蓄積されてゆっくりと蝕んでいる。

無自覚に体に悪いものを食べているって本当に恐ろしい

高野さんのエピソードによるマインドセットの向上だけでなく、

自分の食生活についても考えさせられました。

 

最後に僕の好きな高野さんの言葉で締めたいと思います。

「過疎化の問題にしても、何度議論すれば1%高齢化率が下がるのでしょうか?議会で議論さえすれば下がるのだったら、日本中から過疎集落はとっくになくなっています。役人は、文書を作るのが仕事でなく、本当に課題を解決し、帰るための行動や実行する力を求められているのです。」

僕も高野さんに負けずに、お客さんに価値提供する事を頑張って

喜んでくれる人を増やしていくぞ!

 

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